バブル崩壊後、増え続けてきたコインパーキング。 それは、建物が解体され、人の行き交いや営みが途絶えてしまった場所でもある。 フィル・パークは、そのような土地にもう一度活気や光を生み直すため、駐車場の上空にスペースを構築することを目指した事業・サービスだ。 他社が行なっていなかった「ありそうで、ない」仕事。それには「無かったなりの意味」があった。
バブル崩壊後、増え続けてきたコインパーキング。 それは、建物が解体され、人の行き交いや営みが途絶えてしまった場所でもある。 フィル・パークは、そのような土地にもう一度活気や光を生み直すため、駐車場の上空にスペースを構築することを目指した事業・サービスだ。 他社が行なっていなかった「ありそうで、ない」仕事。それには「無かったなりの意味」があった。
1990年代の「バブル崩壊」以後、街なかには「空き地」が溢れるようになりました。
「空き地であろうと税金はかかってしまう。かといって、何か建てるにも資金がいる…」
空き地とともに、“困り果てた地主”も増えていきました。
そういった状況に着目した企業が
「空き地を買い上げ、無人パーキングにする」
というビジネスを思い立ち、そこから一気にコインパーキングがブレイク。
企業が土地を借りてくれて、毎月の賃料を支払ってくれる…
土地を持て余したオーナーさんにとって、コインパーキングというのは
夢のようなサービスだったのです。
今では6万箇所以上にも広がり、当たり前のように街中に溶け込んでいます。
とは言え、これで全て解決するのでしょうか?
私たちが生きている「まち」は「土地」の集合体です。
土地が活用され、仕事/商売や、生活が営まれ、まちが活気付いていく‥
そんな状態が理想ですよね。 いわゆる「住みやすいまち」の姿です。
コインパーキングはドライバーにとっては便利ですが
一方で、ゴミが捨てられて景観が害されたり、犯罪の温床になったりすることもあります。
本来、土地が持っている力とは、「人の営みを生み出す力」。
人、モノ、カネ、あらゆるものの循環を作り出すことこそ
まちづくりのあるべき姿ではないでしょうか。
私たちフィル・カンパニーは、そこに着目しています。
建物(場所)が人で賑わっている様子が作られていき、まちに「活気」を与えていく
駐車場を残しながら、その上に店舗空間を作り出すことで
その土地に再び人が集うようになり、経済活動が再開される。
さらに、オーナーは投資したお金を早く回収できる。
その全てを同時に実現させられるのが、フィル・パーク事業です。
まちに関わる全ての人々が幸せになれる仕事だと我々は思っています。
もちろん、決して簡単な取り組みではありませんでした。
創業から数年間は、様々な課題と直面しながら試行錯誤を繰り返し
少しずつ今の形へと発展してきているのです。
2018年11月時点で、フィル・パークの展開数は171件。
それに対し、国内のコインパーキングは6万箇所。
近い将来、駐車場になってしまうような場所も合わせると
この事業の成長性は底知れぬものがあります。
フィル・カンパニー&フィル・パークの成長は、まだ始まったばかりなのです。